【花粉症〜季節性アレルギー性鼻炎の方へ】
基本的な治療には対症療法(花粉をなるべく回避すること、および薬による症状を抑える治療)と長期間寛解療法(免疫療法)に分けられます。
□花粉の回避
花粉情報は各地で報道されています。花粉飛散が多いと予想される日は外出をなるべく控えたりし、雨の日以外は家の窓や戸も閉め、風がなければ夕方になってから窓や戸を開け換気・掃除をすると比較的効果があります。外出から帰ったら衣服に付いている花粉を払うなどして家の中に入れないようすることに気をつけます。洗眼やうがいをし、鼻もよくかみます。
□薬物療法
[1]抗アレルギー剤、[2]抗ヒスタミン剤、[3]局所ステロイド剤が主に用いられます。薬物療法には、抗アレルギー剤のように鼻アレルギー症状に対してその改善だけではなく、長期の投与によって予防的な効果が期待できるなど、それぞれの特徴・副作用があります。花粉症治療の基本は花粉を防ぐことではあるものの、毎日上空をおおう花粉に対して個人的に防御するには限界があります。
花粉が飛散する時期に入る2週間くらい前から予防的に抗アレルギー剤を投与してアレルギー症状を軽減させるという方法です。飛散開始の予測がポイントになりますが、スギ花粉の飛散時期に関していえば、たいてい早い所でも2月の初旬であることから、ごく早いところで1月の中旬、それ以外は1月下旬から2月の初旬から開始すれば間に合うようです。しかし「注射1回で花粉症がすっきり治る」と大量ステロイドの注射を行っているところがあるようですが、花粉症には効果はあっても副作用のリスクを考えるとあまりおすすめできません。
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